大河ドラマ「べらぼう」にハマってます(>_<)【正座をしない茶道茶の実】
NHKの大河ドラマ「べらぼう」視てますか?
時代劇好きの私!今度の大河ドラマは、どんな作品だろうと毎年楽しみにしています
そんな私ですが、大河だから必ず視るのではなく、それなりに好みがあって
ありきたりの戦国武将がメインだと興味が薄れ、どちらかと言えばサブキャラ的存在をメインにもってくると興味が沸いて視ようと思うのです
去年は「光る君へ」
平安時代に千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書きあげた作家 ― 紫式部
今年は「べらぼう」
日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた[江戸のメディア王]と呼ばれた人物 ー 蔦屋重三郎
来年2026年は 「豊臣兄弟!」
兄の秀吉を支え戦国時代を舞台に兄弟の強い絆で天下統一を成し遂げた天下一の補佐役
もう少し長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だったとも言われた人物 ー 豊臣秀長
再来年2027年は 「逆族の幕臣」
勝海舟のライバルとも言われ、日本の近代化に貢献したが、新明治政府に[逆族]とされ歴史の闇に葬られた人物 ー 小栗忠順(おぐり ただまさ)
と今まで取り上げていない人物を取り上げて、また別の角度から見た物の見方・考え方がどう表現されるのか?楽しみですね~
NHKの時代劇作品は、とても丁寧に作られているので勉強になります
所作や舞台背景など、参考になることが多いです
例えば、武士と町人の歩き方や着物の着方
同じ武士でも身分の上下によって所作が違ってきます
その他にも色々あるのですが、このちょっとした気づきを感じれるのが時代劇の面白さ(?)
当然「べらぼう」でも、ちょっとした気づきは、いくつかあります
その中で「太夫と花魁の違いって何?」と感じたのです
遊郭が舞台の小説やドラマ・映画でもよく出てくる名称ですが、太夫の上位が花魁なのかな?ぐらいに思っていたのです
気づいたきっかけは、浄瑠璃の富本節の次期家元、富本午之介が人気があるのに太夫の名が継げない・・・
蔦重が奔走して「富本豊前太夫」の名を継げ、以後周りから太夫と呼ばれる
これで「太夫って意味は何?」「遊郭だけでなく他のでも太夫と呼ばれるのはなぜ?」
知ってるようで知らないことに気づきました・・・
太夫と花魁の違いは?・・・
江戸時代に花街や遊郭で、優れた美貌と器量を生かして売れっ子になった遊女・芸妓に与えられた
最高位の称号です
太夫・花魁共に美しい容姿だけでなく深い知識や高い教養などを持ち合わせることが必須
その高い教養とは、舞はもちらん地唄や華道・茶道・書道などの芸道、詩歌俳句、
公家の遊びである貝合わせや囲碁・将棋など多岐に渡ります
太夫や花魁が接待していたのは、主に公家や大名・文化人や大商人などの上流階級の男性たち
どんな話題でも粋な返しや、教養の垣間見える返事をすることができることが、他の遊女たちとは一線を画す存在でした
では、どのように呼び分けるのか・・・
太夫(たゆう)とは
・ 主に京都や大阪に存在した、遊女の称号
・ 教養と芸事を重視し、茶道・華道・書道・和歌・漢詩・音曲・舞踊など幅広い知識や技能を
身につけている
・ 客をもてなす際には、高度な教養や洗練された会話や芸を披露
花魁(おいらん)
・ 主に江戸の吉原に存在した、高級遊女の呼称
・ 太夫と同様に、美貌に加え高い教養や芸事も求められる
・ 太夫ほど芸事には特化せず、遊客との秘め事を含むもてなしも重要な役割だった
これらのことから「太夫」という言葉の意味には 芸事を極めた人のこと差すようです
だから浄瑠璃の富本節の家元を襲名して太夫と呼ばれるようになったのですね~
余談ですが「花魁道中」とは、
江戸の吉原遊郭の花魁が、自分が住まう置屋(おきや)から、客を接待する宴会場である
揚屋(あげや)に行くときの道中のことを言います
だから「太夫」と呼ばれている
京都の島原・大阪の新町・長崎の丸山では「太夫道中」と言われていたそうです
太夫や花魁が着ている豪華な衣装は、総重量45㌔あったとか
その上に高下駄を履いての道中…(高下駄の高さは約15㎝~20㎝)相当大変ですね
現代の18㎝ハイヒールを履いて歩くのも、結構難しいですから…
「べらぼう」で小芝風花さんの花魁道中のシーンがありました
高下駄履いて外八文字の歩き方での道中シーン
高下駄を借りて持って帰り練習したそうです
ただ家の中とかアスファルトのところでは、できないから土のある公園でしていたとか
不審者のように見られたりしたから、その時はサッと帰ったそうです
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