ちょっと変わった読み方をする茶道用語その5【正座をしない茶道茶の実】

query_builder 2023/05/01
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生菓子 お正月 (4)

茶道でお菓子を「主菓子」「お干菓子」と表現します


これはお菓子の総称で、お席で使うお菓子を何にするかと

考えるときに、まず大分類として「主菓子」「お干菓子」を考えるのです


どういうものが「主菓子」「お干菓子」なのか?

知れば「そういうことか!」って納得しますよ(^-^)


まずは「主菓子」これは「おもがし」と呼びます

世間一般には「生菓子」とか「上生菓子」と呼ばれていますが、


主に餡子のお菓子です!


インスタとかで菓子職人さんが

餡子で季節の花や情景、人気キャラクター等をアップしていますよね!

とてもお菓子には見えなくて、食べるのがもったいないぐらいの出来栄え


主菓子は、濃茶の席で使われるお菓子ですが、

薄茶の席だけで複数の席になるときは、

どこかのお席で、主菓子を使ったりします


餡子のお菓子なので、どれも味は変わらないのですが、

餡子で何を表現されているのか・・・


同じ花を現していても

蕾の時期を表現したり、満開になっている様子を表現したり

はたまた露に濡れている様子を表現したりとさまざまで、

特に紅葉の時期になると「紅葉」であっても初旬・中旬・下旬で

色づきが変わってくるので、お菓子も同様に色づきが違って表現されています



グリコ展 (1)

次は「お干菓子」、これは「おひがし」と呼びま


読んで字のごとく「乾いたお菓子」


乾いた…と言ったら語弊がありますが、

少し日持ちがするお菓子と言った方がわかりやすいかと…


一般的なお菓子で販売しているので言えば

「金平糖」「落雁」「甘納豆」その他いろいろ・・・


どれも日持ちがするお菓子です(^-^)


洋菓子のお店は、結構あるのですが、

和菓子のお店って、だんだん少なくなってきているのですよね~

特に普段気軽に食べる「お饅頭」とか「~餅」とかのお菓子をつくっているお店は、

後継者がいないとかで閉店されています…


私の住んでいるところにも、そういうお店があって

そこは「桜餅」がとっても美味しかったのです(>_<)

時期になると、よく買いに行っていたし手土産にもよく使ってました。


普段に食べれる和菓子であっても、お稽古では十分使えるので

気軽な和菓子のお店が増えるといいな~と思います・・・





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