ちょっと変わった読み方をする茶道用語その5【正座をしない茶道茶の実】
茶道でお菓子を「主菓子」「お干菓子」と表現します
これはお菓子の総称で、お席で使うお菓子を何にするかと
考えるときに、まず大分類として「主菓子」「お干菓子」を考えるのです
どういうものが「主菓子」「お干菓子」なのか?
知れば「そういうことか!」って納得しますよ(^-^)
まずは「主菓子」これは「おもがし」と呼びます
世間一般には「生菓子」とか「上生菓子」と呼ばれていますが、
主に餡子のお菓子です!
インスタとかで菓子職人さんが
餡子で季節の花や情景、人気キャラクター等をアップしていますよね!
とてもお菓子には見えなくて、食べるのがもったいないぐらいの出来栄え
主菓子は、濃茶の席で使われるお菓子ですが、
薄茶の席だけで複数の席になるときは、
どこかのお席で、主菓子を使ったりします
餡子のお菓子なので、どれも味は変わらないのですが、
餡子で何を表現されているのか・・・
同じ花を現していても
蕾の時期を表現したり、満開になっている様子を表現したり
はたまた露に濡れている様子を表現したりとさまざまで、
特に紅葉の時期になると「紅葉」であっても初旬・中旬・下旬で
色づきが変わってくるので、お菓子も同様に色づきが違って表現されています
次は「お干菓子」、これは「おひがし」と呼びます
読んで字のごとく「乾いたお菓子」
乾いた…と言ったら語弊がありますが、
少し日持ちがするお菓子と言った方がわかりやすいかと…
一般的なお菓子で販売しているので言えば
「金平糖」「落雁」「甘納豆」その他いろいろ・・・
どれも日持ちがするお菓子です(^-^)
洋菓子のお店は、結構あるのですが、
和菓子のお店って、だんだん少なくなってきているのですよね~
特に普段気軽に食べる「お饅頭」とか「~餅」とかのお菓子をつくっているお店は、
後継者がいないとかで閉店されています…
私の住んでいるところにも、そういうお店があって
そこは「桜餅」がとっても美味しかったのです(>_<)
時期になると、よく買いに行っていたし手土産にもよく使ってました。
普段に食べれる和菓子であっても、お稽古では十分使えるので
気軽な和菓子のお店が増えるといいな~と思います・・・
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