お月見は1回だけでなく3回⁉

query_builder 2022/11/03
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十日夜

お月見と言って思い出すのは

「中秋の名月」もしくは「十五夜」だと思います。

これは、中国からきた風習です。


これに日本独自の美的感覚と風土を合わせた

オリジナルのお月見が【十三夜】【十日夜(とおかんや)】


十三夜は、旧暦の9月13日


十三夜は十五夜に次いで美しい月といわれており、

昔からとても大事にされてきました。

どちらか一方しか月見をしないことを「片見月」「片月見」といい

縁起が悪いとされています。



十日夜おはぎ

十日夜は、旧暦の10月10日


稲刈りを終え田の神様を見送る行事です。

稲や秋の作物の収穫が無事に終わり、来年も豊作となるように

田の神様にお礼とお願いを祈りながら

田畑に降りてきた神様を、山に送る行事

収穫祭の色合いが強く、お月見がメインではないのです。


なので月齢に関係なく新暦の11月10日に実地する地方もあります。

収穫祭としてお祝いの膳を囲みながら「お月見をする」感じですね!


お供えも食材ではなく加工された【おはぎ】をお供えします。

「小豆のおはぎ」と「黄粉のおはぎ」

食材であらわすと「米」「小豆」「大豆」ですね


この3つのお月見は、風情を楽しむだけでなく

収穫と密接に関係しています。


収穫は生きる糧‼


古来よりお月見をしながら感謝する心を現していたのですね!

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