着物の仕立て直しって今風で言うとサステナブル?

query_builder 2021/01/15
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紫の絞りの八掛

茶道をしていると何かと着物を着る機会が多いです。


TPOに合わせて着物を選びます。


茶道を習い始めたころは、自分用の着物を作っていました。

でも着物と帯をセットで買うと結構な金額になるのです・・・

(しかも誂えなので・・・)


で、いつ頃からか母や祖母の着物を着るようになりました。

二人とも着物を着なくなってるし・・

そのうち伯母からも「着なくなったから・・」と着物が送ってきたりと・・


着物は、いつの時代でも型は同じ。

色と柄にその時代の流行りが現れますが、

着てき着れないことはない!


ただ、長いこと着らず直しこんでいると着物全体にカビや色あせ等が出ます。


特に着物裏の八掛(はっかけ)に汚れ・破れ・色あせ等が、でることが多いです。







紫の絞り着物

それとサイズ違い・・・

大きかったり小さかったりと

譲られた着物は、自分にピッタリとはいかない。


それでも着物は、布を巻くようにして着るので着れなくはないのです。

ただ、工夫が必要ですが・・・


そのような着物を楽に着るためには、

仕立て直しをすれば、工夫せず楽に着れます。

そうすることで、また何十年と長く着ることができる。



そう考えると104歳で亡くなった祖母の着物は、

作った時代を考えたら50年以上経つのかな・・・



着物を専門の洗い屋さんに出すと、

一目で「これお祖母ちゃんかお母さんの?」って

聞かれることが多いです。



今の着物と昔の着物って質が違うそうで、

今の時代に同じ質の着物を買うと結構なお値段になるとか・・・

「大切に着ます!」と心に誓うのです。


でも古い着物であっても状態が良くて着ることができるなら

これって今話題の



「サステナブル」 = 持続可能な・ずっと続けている



なのではないかとある意味思ってしまいました。



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