茶席で唯一、生あるもの
茶席で唯一、生あるものが「花」
茶道は、季節感を重要視しますが
特に「花」は重要です
日本人にとって季節を感じさせないものは
「禁花」となります
この意味で
以前は季節に先駆ける「走り」の花は好まれたが
「遅れ」や「狂い咲き」「返り咲き」は好まれませんでした
しかし、これは雰囲気のほうが優先されて
亭主の考え方にもよるので
絶対にダメだと言う訳ではないのです
現在のように年中どんな花でも入手可能で
外来種もたくさん入ってきているので
それをかんがえたらすべてが「禁花」になってしまします
ただ、どうしてもこれはダメだ!
ここは譲れないというものがあります
それは
先ほども言いましたが「季節感」
あくまでも今この時期に咲いている花です
次が 「色彩」
茶室は決して明るい部屋では、ありません
どちらかというと、ほの暗い部屋です
そのほの暗い茶室を飾る花なので
色彩のけばけばしいものは
おのずと避けられます
茶席では、よく椿が使われますが
満開に花開いて、きれいに咲いていても
けばけばしいと表現されるのです
だから茶花として使用するのは
開きかけのつぼみです
もしくは、極小輪の品種の椿に限られます
次は 「香」
茶の湯は、かすかな香を楽しみます
ですから沈丁花(じんちょうげ)や梔子(くちなし)のように
香のきついものは避けます
開花すると甘く強い香がするものは
香の未だ出ない状態のときを使用します
このように良い香りでも慎むので
悪臭は論外!!
これもにおいのしない間に
風情を楽しみます
そして 「棘や毒」
茶室の中では、特に「和」を大切にします
このことから、この雰囲気を壊す棘は嫌われています
また茶事には食事が付随しています
彼岸(ひがん)花(ばな)のように
時季になると美しくても
有毒な植物は使用されません
最後が 「花の名前」
日本人は、古来より言葉に不思議な力をみとめています
良い言葉は吉祥を
悪い言葉や汚い言葉には不吉を呼ぶとされています
だから茶花を選ぶ時も
名前の響きや文字のイメージが選択の要素になってきます
たとえば
「女郎花(おみなえし)」「河(こう)骨(ほね)」
これらは「女郎」「骨」のイメージが嫌われています
でも両種の花は、風情のある花なので
その茶席の雰囲気にあっていれば
使われる花でもあります
正座をしない 茶道茶の実
〒福岡県久留米市小頭町2-1 ライオンズマンション六ツ門第2 207
☎080-2706-3215
記事検索
NEW
-
query_builder 2026/10/06
-
≪夏休み体験記≫ 浴衣で涼む特別なひととき 【正座をしない茶道 茶の実】
query_builder 2026/07/21 -
夏休みの思い出に!浴衣・洋服で気軽に「椅子に座って」茶道体験【正座をしない茶道茶の実】
query_builder 2026/06/12 -
国境を越えた縁~アメリカよりご家族で茶道体験~【正座をしない茶道茶の実】
query_builder 2026/05/12 -
伝統を「自分らしく」仕立てる。遊び心から生まれる大人の教養【正座をしない茶道茶の実】
query_builder 2026/04/20
CATEGORY
ARCHIVE
- 2026/101
- 2026/071
- 2026/061
- 2026/051
- 2026/041
- 2026/031
- 2026/021
- 2025/111
- 2025/091
- 2025/082
- 2025/072
- 2025/061
- 2025/051
- 2025/043
- 2025/032
- 2025/022
- 2025/013
- 2024/122
- 2024/112
- 2024/102
- 2024/093
- 2024/082
- 2024/073
- 2024/063
- 2024/052
- 2024/044
- 2024/034
- 2024/023
- 2024/013
- 2023/122
- 2023/114
- 2023/103
- 2023/091
- 2023/052
- 2023/042
- 2023/033
- 2023/025
- 2023/012
- 2022/124
- 2022/114
- 2022/104
- 2022/092
- 2022/061
- 2022/051
- 2022/041
- 2022/031
- 2022/022
- 2022/012
- 2021/011
- 2020/041
- 2019/111
- 2019/101
- 2019/091
- 2019/021
- 2018/021
- 2017/102
- 2017/092
- 2017/083
- 2017/071
- 2017/061
- 2017/052
- 2017/011
- 2016/0822
- 2016/052
- 2016/022
- 2016/012