畳は、和風カーペット?

query_builder 2016/08/07
ブログ
畳縁

現代の家には、畳の部屋が少なくなってフローリングの部屋に変わっていっています

畳は「いぐさ」という植物で、できていて家の中で呼吸をしています

二酸化炭素を吸って、酸素を吐き出しているのです

いぐさ

畳の部屋に入った時、夏はひんやり、冬は足元が冷たくない

又は他の部屋より寒さを感じない

そんな感覚を感じたことは、ありませんか?

畳には、いくつかの決まりごとがあります

まずは 「縁」 について

日本では、片付けることを 「たたむ」 とも言います

たたんで片付けられない畳を 「たたみ」 というのは

中国から舶来された当時の畳が、ムシロやゴザなどの折りたためる敷物だったから

その敷物に布の縁をつけて 「薄縁(うすべり)」 と呼びました

畳縁-300x225

稲わらを積み重ねて床として畳をつくりだしました


畳の縁の色や柄は、その畳に座る人の身分や位で決められました

そして茶室の畳の縁は、修行者の墨染めの衣を表して黒の麻縁と定められました

なので、畳の縁を踏まないことと昔から言われています

次に 「畳目」 についてです

畳目といってもピンとこない方もいらっしゃるかも・・・

畳を思い出してください

縦に等間隔でキレイな筋が表れていると思います

畳は、藁を糸でさし固めた畳床にイグサを編んだ畳表をつけ

四方に縁をつけてあるのです

この畳表は、経糸に麻や木綿の丈夫な糸を使ってイグサを織り上げているので

経糸の通ったところが筋となってあらわれているのです

この筋と筋の間を 「畳目」 といいます

畳1-300x225

茶道は、この畳目を利用して手前の位置を定めています

〔二目一寸〕(約3cm)と憶えます

最後に 「寸法」 です

畳は、柱と柱の間に置いて敷くものなので

建築の平面図と畳の寸法は、連動しています

しかし昔の日本は、ものさしが統一されていなかったので

地域によって、その寸法が異なっていました

みなさんも聞いたことが、あるとおもいますが

大工道具

関 西 ― 京 間

長さ6尺3寸(約191㌢) 幅3尺1寸5分(約95㌢)

平面寸法 「畳割」 - 畳の大きさを基準として、その外に柱の位置を定める

関 東 ― 江戸間 又は 五八間・田舎間

長さ5尺8寸(約176㌢) 幅2尺9㌢(約88㌢)

平面寸法 「柱割」 - 柱の芯から芯までの距離が基準寸法

名古屋 ― 中京間 又は 相の間・名古屋間

長さ6尺(182㌢) 幅3尺(約91㌢)

この3つの寸法が基準として作られていたのですが

今では、住宅事情が変わってきているので少し当てはまらないかも・・・

しかし茶室と茶道具は、京間寸法を基準に作られています

このように畳は、最初は薄い敷物だったのが分厚い 〔畳〕 となっていきました

分厚い畳だからこそ、直接座ったり横になったりしても

身体に硬い感覚が感じないですよね  

畳があったからこそ、お座敷とか茶室と呼ばれる部屋ができ

床の間ができて、畳の敷き方の決まりができてきました


正座をしない 茶道茶の実

〒福岡県久留米市小頭町2-1 ライオンズマンション六ツ門第2 207

☎080-2706-3215

記事検索

NEW

  • 国際交流センターの交流会で「抹茶の飲み方」出張茶道体験!【正座をしない茶道茶の実】

    query_builder 2026/10/06
  • ≪夏休み体験記≫ 浴衣で涼む特別なひととき 【正座をしない茶道 茶の実】

    query_builder 2026/07/21
  • 夏休みの思い出に!浴衣・洋服で気軽に「椅子に座って」茶道体験【正座をしない茶道茶の実】

    query_builder 2026/06/12
  • 国境を越えた縁~アメリカよりご家族で茶道体験~【正座をしない茶道茶の実】

    query_builder 2026/05/12
  • 伝統を「自分らしく」仕立てる。遊び心から生まれる大人の教養【正座をしない茶道茶の実】

    query_builder 2026/04/20

CATEGORY

ARCHIVE