茶室では白足袋
茶室に入る前に、道中履きの足袋を新しい白足袋に替えます
洋服の場合は、白の靴下を履きます
これはお稽古のときも同じ
お稽古場に入る前に、白の靴下(洋服の場合)か
白の足袋(着物の場合)に履き替えます
なぜ白足袋(靴下)なのか?
白足袋には、日常の雑念を払拭して
清浄感と緊張感を得る効果があるため
【清】を重んじる茶の湯
茶室は、心身を鍛錬する修行道場であり
神聖な場所でもあります
だから白い足袋・白い靴下で
潔白清浄を保ち、礼を形で表しています
しかし、足袋を履き替えるという作法は
江戸時代に始まりました
茶の湯が盛んになってきた桃山時代
足袋は革製が主流でした
足袋は、鹿の皮で作られていて
木綿が日本に入ってきたのは室町時代後半
鹿皮は柔らかくで足にフィットするかわりに
土を踏むと冷たさが直接足に響くという難点が…
木綿の足袋は冬の冷たさが緩和される
という利便性があったため流行するのです
江戸時代に入って
布製の足袋がふつうに作られるようになると
道中の足袋をそのまま茶席に持ち込むことが
嫌われるようになって
履いてきた足袋は寄付きで
新しい足袋に履き替えられるようになったのです
1850年ころの裏千家での稽古掟には
・風炉の時季、足袋は無用の事
・婦人は四季共に足袋を履く事
とされていました
つまり
風炉の時季の稽古では
男性は素足だったということ
しかし茶会であれば
男女ともに季節に関係なく
足袋を履いていたということです
正座をしない 茶道茶の実
〒福岡県久留米市小頭町2-1 ライオンズマンション六ツ門第2 207
☎080-2706-3215
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