立礼式って何?
立礼式とは、机と椅子の席のこと
これが考えだされたのは明治の頃
明治時代、文明開化一辺倒の風潮がたかまり
欧米諸国の風俗が打ち寄せ怒涛のごとく広がっていきました
明治新政府の欧化思想は、欧米に追いつこうと
日本の文化すべてを捨て去り
茶の湯をはじめとする伝統文化にとっては
厳しい時代がやってきました
そのような世相のなかで
裏千家11代玄々斉精中宗室居士は
明治5年(1872)春に
京都博覧会が催されるに際して
いずれ国際交流が盛んになり、外国の方々にも茶道を親しんでもらいたいと
かねてから考案中であった立礼式を
明治4年5月に発表されました
この京都博覧会は、西本願寺・建仁寺・知恩院を会場として
80日間開催され、特別に外国人の入京を許可し
800人近い外国人が入場しました
ちなみに附展覧として、都をどりを始めたのもこの博覧会においてでありました
玄々斉の考案した立礼式は
当時珍しい椅子テーブル式とはいえ
式正の格調の高い茶法で、土間席などで行うものではなく
畳敷の広間で行われるべきものとして
玄々斉は伝統の中に新しい試みをされました
発表された当時は賛否こもごもあったようですが
やがて各流儀においても椅子(いす)点(だ)ての茶法が考案されていきます
明治時代の文明開化から一世紀以上経過し
玄々斉が予想した如く国際化の時代が訪れ
日本人になくてはならない畳とともに椅子テーブル式の生活様式も
日本人に深く広く定着してきました
茶道人口の高齢化と生活様式の変化にともない
今では立礼式が主流になってきています
立礼式の正式は、畳敷きで行う点茶盤です
野点(のだて)や室内(畳敷きではない部屋)で行う場合は
御園(みその)棚(だな)・和新棚(わしんだな)・春秋(しゅんじゅう)棚(だな)などの立礼用の棚が用いられます
普段よく使っているのは、野点・室内用の立礼棚ですが・・・
正座をしない 茶道茶の実
〒福岡県久留米市小頭町2-1 ライオンズマンション六ツ門第2 207
☎080-2706-3215
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