子供は好奇心のかたまり

2017/10/29

ブログ

１０月に入って週末に２度の台風

その2度目の台風21号が接近する中、開催された

鳥栖プロパンさんの「くらしサポート展」に

2日間お茶席の出店をさせていただきました！

色んな意味で、得がたい体験でした。

まず台風接近で雨風が心配される中、野外でお茶席を催したこと

これは今までにない経験でした。

茶席は、ほとんど室内で行っています。

野外でする場合、台風シーズンには行わないのですが・・・

まさか10月に台風がくるとは？？？

幸いにして雨には降られなかったですが、風はすごかった！！！

テントが揺れて、それに付随している電灯が揺れて…

特に2日目の日曜日がひどかった。

何度テントの骨組みを掴んでいたか…

特に大変だったのは、片付けの時

イベントが終了し、鳥栖プロパンの皆さんでテントを解体するなか

台風は昼過ぎに九州から遠ざかったものの吹き返しの風がやってきました。

まだ道具の片付けが終わっていない状態の中で

テントの布を外していくと、骨組みが風で倒れかかり危険なことに・・・

数名で骨組みを抑えて頂き、とにかく急いで道具を片付けました。

しかし覆いがないので、いろんな物が飛んでいって大わらわ

ちょっとドキドキの茶席でしたが、

嬉しかった事であり確信した事が！

それは【子供たちの好奇心】

10月31日がハロウィンでもあるので、

ハロウィンのお菓子とお茶碗を使ったせいもありますが

、子供たちが興味深々で来てくれました。

飲んで「美味しい」とか「苦い」とかそれぞれ感想を言いながら飲んでました。

お客様が落ち着いたくらいのときに「お茶点て体験をしてみる？」

と尋ねると「したい！」と即答！

頃合いをみて声をかけると、数名が列をなし

それぞれご両親や知り合いに点ててみたり、自服したりと賑やかでした。

先に私たちが点てたお茶を飲んでいたので、

「なんか前に飲んだのと味が違う…」と言った子もいました。

飲む・点てる以外にも道具や私たちの点てるしぐさにも興味を持ってくれて

中には、のぞき込んで見る子も・・・

こんな風景今まで経験したことがない事です。

大人は、遠巻きに見て終わり

でも子供は、自分たちの少ないお小遣いの中から興味のあるもの

体験してみたいものを選んで来てくれます。

これまで私たちが経験してきた茶会には無いものが、ここにありました。

これからの茶道の在り方を考えさせる、いい経験となりました。

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